FUKUSHIMA ICHI-OSHI TOKUSANHIN

ふくしまが誇る逸品が、ここにある

受け継がれる伝統を、技術と誇りを、未来へと繋いでいく。

受け継がれてきた伝統と巧みな技術から生み出される
「精巧でありながら手作りの温もりを感じる」「土地の風土や文化への理解を深められる」
そんな魅力を持つ特産品。
全国、そして世界に誇る福島県の伝統と技術に触れ、時代背景を味わい、作り手の意匠に想いを馳せてみて欲しい。

そこには、代々継承されてきた伝統と技術、文化を未来に伝えるため、
日々進化を続ける人たちの努力と想いがあります。

ふくしまいち推し特産品とは

福島県には地域に根付き、愛されてきた産品が数多くあります。そんな福島の魅力を、見て、触れて、感じて欲しいという想いから「ふくしまいち推し特産品」は誕生しました。

地域の歴史や風土を大切にしてきた作り手の思いが詰まった、ここでしか作ることの出来ない特産品の魅力を感じてください。

特産品一覧

01 土湯こけし 土湯新型こけし

土湯の伝統を守り伝えるため、革新し続ける。

工人たちが地域との関わりを大切にしながら発展させてきた土湯こけし。

一片の木を削り、磨き、命を吹き込むように表情が描かれます。その特徴は「クジラ目」と呼ばれる半月型の目に丸鼻、おちょぼ口と優しく見つめてくれるような愛らしい表情。頭を胴にはめる「はめ込み式」で、首を回すと可愛らしくキイキイと音を立てるのも人々に愛される魅力の一つです。

時代のニーズに合わせ伝統産業も変わらなければならないという想いで挑戦を続ける工人たちは、伝統を受け継ぎながらも新たな土湯こけしを生み出しています。

土湯こけしの歴史

土湯こけし発祥の地である土湯温泉は、遠刈田、鳴子と並ぶ三大こけし発祥地と言われており、300年以上前から地域の人々に愛されてきました。始まりは諸説ありますが、文政年間の人佐久間亀五郎が最初に土湯こけしを作り始めたとされており、こけし工人それぞれが伝統を大切にしながらも進化を続け、土湯こけしの文化を築いてきました。

Infomation

株式会社 山水荘
福島県福島市土湯温泉町字油畑55
TEL:024-595-2141 / FAX:024-595-2731

02 会津本郷焼 会津本郷焼アクセサリー

窯元によって違う。それが会津本郷焼の魅力。

全国的にも珍しい、陶器・磁器、両方の産地として400年以上にわたり会津本郷焼は作られてきました。土と石、素材の違いはもちろんですが、窯元により作風も、方向性も、考え方も多種多様です。

最盛期は100軒以上あった窯元も現在では12軒。移りゆく時代の中で、陶芸の町を守り抜くには、知識と知恵を活かし、伝統を受け継ぎ、新たな魅力を展開していこうとする熱い想いは欠かせません。

多様な創り手たちの「会津本郷焼を守り続ける」という一貫した想いが、今日の会津本郷焼を創っています。

会津本郷焼の歴史

城主蒲生氏郷が会津領主となった文禄二年(1593年)若松城の大改修に当たり播磨国(兵庫)から瓦工を招き、黒瓦を製造したのが会津本郷焼の始まりとされています。その後、正保二年(1645年)本格的に陶器の製造が始まり、幕末には目を見張るばかりの発展を遂げました。戊辰戦争や大火により窮地に陥るも、時代時代の陶工たちの手によって伝承され、平成5年通商産業省(現在の経済産業省)より指定を受け、会津本郷焼は陶器・磁器ともに伝統的工芸品産地となりました。

Infomation

会津本郷焼事業協同組合
福島県会津美里町字瀬戸町甲3162
TEL:0242-56-3007 / FAX:0242-93-6035

03 伊達鶏×スパイス スパイシー伊達鶏手羽先

伊達鶏の味を、食感を、本来の旨味を届けたい。

伊達鶏の養鶏は「南東北の気候風土に合った美味しい鶏を育てる」という志のもと始まりました。

開放鶏舎と呼ばれる自然に近く動き回れる環境下で育った伊達鶏は、ほどよい上質な脂による独特のやわらかい歯ごたえが特徴です。独自の飼料、飼育日数で、薬や抗生物質は一切使用せずに育てられた伊達鶏は、どんな料理でもその濃厚な旨味とコクを遺憾なく発揮します。

「スパイシー伊達鶏手羽先」では、秘伝スパイスで漬け込んだ新たな味わいを感じることができ、豊富に含まれたコラーゲン等の栄養素も期待される逸品です。

伊達鶏の魅力
~鶏にも「赤」という血統~

世界最高峰フランスの赤鶏をルーツに持つ希少な赤系の銘柄鶏「伊達鶏」は、柔らかい肉質とジューシーで深い旨みが大きな特徴です。様々な調理法に活用できる“いいとこ鶏”として、多くの料理人から熱い視線を集めるほどです。ご家庭においても、和食から洋食まで幅広くお楽しみいただけます。「伊達鶏」と一緒に至福の食卓を...

Infomation

道の駅 伊達の郷りょうぜん
福島県伊達市霊山町下小国字桜町3-1
TEL:024-573-4880 / FAX:024-573-4838

04 さるなし×ブラウンスイス牛乳 さるなしヨーグルト

希少ミルクから生まれた、さるなしの新たな可能性。

玉川村は、さるなしの生産量が日本一でこれまでも様々な商品を生み出してきました。その中で自信を持って開発した商品が「さるなしヨーグルト」。

さるなしのほのかな酸味と甘味、ブラウンスイス生乳のまろやかな口当たりが特徴です。収穫時期や搾乳量、生産量から希少価値の高い2つの食材を「飲むヨーグルト」として商品化しました。

実は栄養価がたいへん高い食材を組み合わせでもあり、疲労回復、強壮、整腸などの効能があるといわれています。

高齢者やお子さま、体調のすぐれない方などをはじめ、「さるなしヨーグルト」は日々の栄養補強の役割を期待されています。

さるなしの魅力

日本全国に自生しているといわれるさるなし。生産量日本一に輝いたのが玉川村です。生産量が少なく市場にもあまり出回らないことから「幻の果実」と言われています。特にビタミンCやミネラルを豊富に含んだ栄養素が特徴です。

ブラウンスイス生乳の魅力

ブラウンスイス牛の乳量は、一般的に知られるホルスタイン牛の乳量に比べて少なく希少です。あっさりと爽やかな口当たりの中にも濃厚さを感じる味わいが魅力で、タンパク質が豊富に含まれる優れた乳成分も特徴の一つです。

Infomation

玉川村観光物産協会
福島県石川郡玉川村小高中畷9
TEL:0247-57-7230

05 会津ブランド馬肉×地酒×会津塗 会津ブランド馬肉

会津の大地と水が育んだ、馬肉と酒のマリアージュ。

城下町として栄えた会津若松の食文化は古く多岐にわたります。その中でも筆頭と言える会津ブランド馬肉。

自然豊かな会津の大地、水で育ち、生のまま流通させることでフレッシュでピュアな味わいを可能にしています。なかでも「馬刺し」で食することで、その味わい、食感を余すことなく堪能できます。

さらに、馬肉本来の味わいを一層引き立ててくれる会津清酒と見た目に美しい会津塗の漆器。

会津一色で埋め尽くされたマリアージュで、五感で愉しむひとときをご体感ください。

会津ブランド馬肉の魅力

純国産馬肉の赤身を使用し、脂の部分である「さし」が入っていないことが会津ブランド馬肉の特徴です。低カロリー・低コレステロールのヘルシーな食材として、地元会津で親しまれてきました。豊富なタンパク質やアミノ酸が含まれていることから、アスリートにも注目されています。

会津地酒の歴史

福島県の日本酒の歴史は300年以上前と言われ、会津藩政下で始まったとされています。その背景には会津盆地を取り巻く気候風土がありました。山々に囲まれた会津地方は、日本酒を仕込む冬場は寒冷で、熟成させる夏から秋にはかけては暑くなるという日本酒づくりに適した寒暖差を兼ね備えています。また、原料となる米の栽培に適したミネラル豊富な水が得られることなどから日本有数の酒の産地となりました。その伝統は今も受け継がれ、全国的に人気な数々の銘柄が誕生しています。

Infomation

「会津ブランド馬肉」さくらの会
福島県会津若松市宝町5-12 佐々木ビル2F
TEL:0242-28-8320

06 会津桐×奥会津編み組細工 キャニスター

三島町の歴史と風土、そして町民の情熱を感じて欲しい。

福島県の中でも豪雪地帯で知られる奥会津にある三島町。そんな環境下だからこそ生まれた会津桐と奥会津編み組細工は、まさに三島町を象徴する特産品です。

春には綺麗な紫色の花が町一面に咲き誇る桐ですが、箪笥に使用される桐は樹齢30年。細やかな手入れを行い、厳しい冬を越えたからこそ、くっきりとした太く綺麗な木目が現れます。また、奥会津編み組細工はヒロロ、山ブドウ、マタタビを主な素材とし、丈夫さやしなやかさなどそれそれの特性に合わせ、手提げ籠等の製品が作られています。

自然由来の素材を使用している事はもちろん、工人ひとりひとりの手で作られているため、一つ一つが唯一無二の製品です。

きめ細やかな作り、手触り、三島町の風土・歴史・人々の想いが込められた製品を手に取ると「三島町に足を運びたくなる」そんな想いが溢れます。

会津桐の歴史

「火事と喧嘩は江戸の華」と言われるほど大火事が多かった江戸時代に、藩主・保科正之によって桐の植林政策が出されたことが始まりといわれています。熱の伝導率が極めて低く燃えにくい「桐」が注目されたことがきっかけとなり、良質な木を生み出す環境として相応しい気候や風土を持つ奥会津は桐の産地として発展しました。その後現在に至るまで研究や植林が行われ、「大切なものを守る」素材として重宝されています。

編み組細工の歴史

奥会津地方は、全国でも有数の豪雪地帯として知られ、古くから雪国特有の生活文化があります。奥会津編み組細工は大雪が降る冬の間の仕事として、親から子へ、子から孫へと受け継がれ、地域の文化と経済を支える工芸品へと発展してきました。三島町では展示会や販売会等を通じて奥会津編み組細工の魅力を多くの人々に伝えています。

Infomation

奥会津三島編組品振興協議会
福島県大沼郡三島町大字名入字諏訪ノ上395
TEL:0241-48-5502 / FAX:0241-52-2175

最新情報

2024年3月20日
「ふくしまいち推し特産品フェア」を開催いたします!
2024年3月1日
『ふくしまいち推し特産品』WEBサイトが公開されました。